福 島 県 |
猪苗代湖 | 五色沼 | - |
猪苗代湖(いなわしろこ) | |
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★ | |
磐梯山を望む |
福島県のほぼ中央に位置する湖で、面積103.3q2は東北第一、日本第4位の湖である。昭和47年(1972年)に「ハクチョウおよびその渡来地」として国の天然記念物に指定されている。 猪苗代湖は洪積世中期に現在の湖の東側と西側の両断層により地面が陥没して猪苗代盆地ができたと言われる。その後、古磐梯山の噴火により流路がふさがれ、盆地の低い部分に水が溜まって猪苗代湖の原型が出来たと推定されている。 湖の水質はPH5以下の弱酸性である。これは鉱山の地下水や中ノ沢温泉の強酸性の源泉が長瀬川を通じて流入するためである。このため生息する魚は少ない。 特に特徴のある湖ではなく、ただの湖といった感じ。ただその北側に見える磐梯山を湖面に写す姿はいい感じ。観光レジャーの拠点としての湖といったところである。 訪問時のツーレポ ● 2004年08月 東北・北海道ツーリング |
五色沼(ごしきぬま) | |
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★ | |
磐梯山を望む毘沙門沼 |
明治21年(1888年)に起きた磐梯山の水蒸気爆発により多くの川がせき止められ、300を越える大小様々な湖や沼が形成された。その中にエメラルドグリーンやコバルトブルーなどの色を持つものもあることから五色沼と言われるようになった。約3.6kmの遊歩道が整備されており、1時間程で毘沙門沼や青沼、るり沼などを散策できるようになっている。 毘沙門沼には駐車場(無料)が併設されており、遊歩道を歩くまでもなく景観を楽しむことが出来る。この沼は五色沼の中で最大の沼で、水深はもっとも深いところで13mに達している。 展望台からは沼の向こうに磐梯山を望み、なかなかいい感じ。色は緑っぽい色をしているが、状況により色が多少変わるようである。ほんとうにエメラルドグリーンに見えると気に入ったとしたら運がいいだろう。 水はきれいで湖底がきれいに見えるためかなり浅く感じてしまうが、実際は4〜5mはあるらしい。貸しボートを行っているので、時間があれば乗ってみてもいいが、30分で700円と結構高いのが気になる。 観光シーズンにもなると駐車場に入りきれないくらいの観光客がやってきて駐車場までの道路脇にも車が止まっている状態になるらしい。ハイシーズンには出来れば平日に来た方が無難なようである。 訪問時のツーレポ ● 2004年08月 東北・北海道ツーリング |