史料館内にある山車
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針綱神社の祭礼・犬山祭は寛永12年(1635年)、大火の後の復興を祈念して下本町が馬の塔、魚屋町が茶摘みの練り物を出したのに始まると言われる。まもなく馬の塔を車山に代え、人形からくりを奉納するようになった。1700年代に現在の三層の車山の定形が整い、太平洋戦争中の1年を除いてとぎれることなく続いている。
史料館内部には犬山祭りのからくり人形や祭りに関する資料、市内の文化財が展示されており、画像で13町内の山車のからくりが上映されている。
別館のからくり展示館には車山のからくり人形やからくり人形に関する資料が展示されている。また、からくり人形の実演が定期的に行われている。
毎週金、土曜日 10時〜16時
九代玉屋庄兵衛によるからくり細工の実演公開
毎週土、日曜日 10時半、14時
茶運び人形の操作実演公開
営業時間=9:00〜17:00。入館料=100円(別館共通)
地方の史料館と言った感じであまり大きくない。史料館には山車の実物が展示されており、祭りの様子をビデオで見ることができる。別館でもビデオが上映されているが、画質、内容共々本館の方を見た方がよい。(別館のビデオは素人が撮影、編集した感じでとても見にくい)別館は基本的に人形が展示されているだけなのでちょっと物足りない。実演が行われているのであれば見る価値はあるかもしれない。まあ、入場料が100円なので時間があれば見てみても良いだろう。 |