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展示館・行楽地・イベント

万葉歴史館 海王丸パーク -

万葉歴史館(まんようれきしかん)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★☆☆

歴史館の入口
「万葉集」のゆかりの地として、全国でも重要な所である高岡市が、万葉集に関心の深い全国の人々との交流を図るための拠点施設として、平成2年(1990年)に開館した万葉集に関する資料館。「万葉集」と万葉の時代を探求する為、ひろく関係資料、文献、情報類の収集、整理、調査、研究を行い、展示、出版、学習講座等の教育普及活動を行っている。
「万葉集」の代表的歌人であり編者ともされる大伴家持は、今から約1250年前に越中国守として高岡の地に5年間在任した。万葉集全巻の収載歌約4500首のうち、家持によって越中で詠まれた歌は223首であり、更に縁の歌を加えれば332首にのぼる。
館内では大伴家持の生涯を人形と映像で紹介する家持劇場を中心に万葉集に関する資料が展示され、「四季の庭」は、万葉集ゆかりの植物が植わっている。
開館時間=9:00〜18:00、入館料=210円。

万葉集のみを主体においた資料館なので展示物の内容にはかなり偏りがある。興味がない人にはまったく面白くない所だと思われる。逆に和歌に興味のある人にはいい所だろう。書庫にも万葉集関係の文献が多く揃えられており、閲覧できるようになっている。中学生以下が無料となっている事からも分かるように、教育のための施設と言った方がいいかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 房総半島を暴走!!
海王丸パーク(かいおうまるぱーく)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

海王丸の全景
海王丸の甲板
「海の貴婦人」といわれた帆船・海王丸を中心とした海浜公園で、帆船の内部も見学することが出来る。年に約10回、29枚すべての帆を開く総帆展帆が行われ、当時の姿が再現される。
海王丸は旧運輸省航海訓練所の大型練習船として、昭和5年(1930年)に姉妹船・日本丸とともに神戸の川崎造船所で建造された4本マストの帆船で、「海の貴婦人」と言われた。現役中は59年にわたり、地球約50周(106万海里)を航海し、約11,000名の海の若人を育てた。平成元年(1989年)の海王丸U世の竣工に伴い、その使命を終え、平成2年4月より一般公開されている。
公開時間=9:30〜17:00(3月〜10月)、9:30〜16:00(11月〜2月)、非公開日=月曜日、祝日の翌日、乗船料金=400円。

帆船は大部分が公開されており、きちんと見ていったら1時間ほどかかってしまう。さすがに練習船ということなので船内は豪華な造りになっているわけではないが、あまり知らないことが多いので興味をひかれる。撮影ポイントとしては船橋や舵輪のあたりになるだろう。舵輪はかなり大きくてちょっとびっくりしてしまう。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年05月 隠岐・能登半島ツーリング