島根県 隠岐

展示館・行楽地・イベント

隠岐郷土館 黒木御所碧風舘 -

隠岐郷土館(おききょうどかん)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★☆☆

資料館の建物
明治時代の洋風木造建築様式の建物を利用した資料館で、隠岐の隠岐の漁撈用具、農耕用具、畜産用具、山樵用具、家具調度、衣服装身具、調理飲食用具などが展示されている。
明治18年(1885年)に隠岐島四郡(周吉、穏地、海士、知夫)の郡役所庁舎として建設された建物で、昭和43年(1968年)まで使用された。新庁舎建設に伴い破棄されることとなったが、旧五箇所村が明治100年記念事業として西郷町より移築復元したものである。
一階には隠岐の鉱物標本や郷土芸能関係の資料が展示されており、隠岐の唯一の温泉の採掘の際に取られた岩盤の標本も展示されている。二階には漁撈用具、農耕用具などが展示されている。また、建物の裏には都万目から移築された民家や牛突き会場がある。
開館時間=9:00〜17:00、入場料=300円。

100年以上に建てられた建物のせいか、結構痛みがきている。特に外壁の方はかなりぼろぼろ。そろそろ修復しないとまずいのではないだろうか?という感じ。ただ遠目にはなかなかいい感じなんだが・・・。
展示物はどこに出もあるような郷土資料館といった感じで、かなりの数の展示物が所狭しと並べられている。説明書きも手書きでなかなか味があり、ちゃんとものの説明まで書いてあるのはなかなか手が込んでいる。ただてんじぶつのわりに場所が狭いという感じがしてちょっと雑然としている感じは否めない。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年05月 隠岐・能登半島ツーリング
黒木御所碧風舘(くろきごしょへきふうかん)
内容=★☆☆☆☆ お得度=★★☆☆☆

黒木御所の山の麓にある黒木御所に関する資料を展示した資料館で、島前に残る後醍醐天皇に関する資料や後醍醐天皇の足取りを説明した資料が展示されている。
拝観時間=8:00〜17:30、拝観料=300円。

展示されているのはほとんどが文献とかだけで、あとは後醍醐天皇の足取り替えで説明されているくらい。後醍醐天皇についてまったく話を知らない人にはまだいいかもしれないけど、知っていたら改めて見るまでもない。島後の行在所跡との真偽の問題はまだ片付いていなくて、「こここそは本当の行在所だ!!」という感じに説明されているのはある意味おもしろいかも。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年05月 隠岐・能登半島ツーリング