宮 古 島

名勝・地域

前浜ビーチ 来間大橋 竜宮城展望台
長間浜 長崎浜 イムギャーマリンガーデン
東平安名崎 新城海岸 吉野海岸
島尻マングローブ 砂山ビーチ -

前浜ビーチ(まえはまびーち)
内容=★★★★★ お得度=★★★★★

細かい砂の浜
「東洋一の白い砂浜」といわれるビーチで、雪のように白く砂の粒の細かい砂浜が約7kmに渡って続いている。沖には来間島を望み、その来間島と本島を結ぶ来間大橋を見渡す事ができる。またここは宮古島のトライアスロン大会のスイムのコースにもなっていることでも有名。

砂浜に入って思う事はまず砂が細かいという事だ。歩いていて普通の砂浜とは全く違うことを体感できる。自分が行った時はあいにく天気が悪かったんだが、それでも海はエメラルドグリーンで綺麗な所だった。晴れていればどれだけ凄い景色になるんだろうという感じである。
泳いだりマリンスポーツを楽しむにはいいところだが、珊瑚礁などはかなり沖まで行かないといけないのでシュノーケリングにはあまり向かない。珊瑚礁の所まで行ってもかなり潜らないといけない。ただしリーフによって囲まれている為、波は穏やか。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
来間大橋(くりまおおはし)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

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1995年に完成した宮古本島と来間島を結ぶ1,690mの橋。完成当時は日本一長い農道橋で、橋の上から透明なエメラルドグリーンの海が見られる。
開通前、宮古本島と来間島を結ぶ手段はフェリーしかなく、台風や季節風で出港できないこともあるなどかなりの困難を伴ってきた。故大浦徹氏が中心となって起こった橋建設の陳情が国や県を動かし、20年の歳月をかけて完成を見た。橋には地下ダムのパイプラインも付設され、灌漑対策が行われた事により、島の農業も著しく向上した。

近代的な建築物が宮古の自然と調和していい眺めとなっている。前浜ビーチからの眺めや来間島の展望台から見下ろす景観はとてもよい。
車よりも自転車で渡りたい気分になるような橋だ。中央が若干高くなっている位なので自転車でもそんなに大変ではないと思われる。中央のふくらみは船が通る為の空間を確保する為だろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
竜宮城展望台(りゅうぐうじょうてんぼうだい)
内容=★★★★★ お得度=★★★★★

展望台からの眺め
竜宮城をかたどった展望台
来間島の高台に建つ、竜宮城をイメージした展望台。3階の展望台からは前方に前浜ビーチ、右手に来間大橋、左手に伊良部島を望む事ができる。目の前の海はエメラルドグリーンに輝いている。
来間島を渡ってから道に沿って民家の間に延びる道を走っていくと右手前方に建物が見えてくる。駐車場は6台くらいのスペースがある。付近にはグラスボート乗り場やおみやげ物や、レストランがある。

ここは宮古島の展望台としては絶好のポイント。宮古島に来たのなら一度はここに来てこの景色を堪能すべきだろう。晴れていれば絶好の眺めとなる事は間違いない。ここに掲げられている「来間島憲法」という条例は面白いので必読。
建物の形が竜宮城のイメージになっているのは浦島太郎の歌の「龍宮城へ来て見れば、絵にもかけない美しさ」という歌詞から来ているのだろうか?

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
長間浜(ながまはま)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★★

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来間島の西海岸にあるビーチ。白い砂浜の広いビーチだが、まだあまり有名になっておらず、観光地化されていない。もちろん海の家などの施設はない。
来間島の周回道路を走っていくと看板が出ているので、それに沿ってあぜ道を走っていくと5、6台の車を止めるスペースのある駐車場に到着。その先にある10mほどの細いあぜ道を抜けると海岸に出る事ができる。

かなりマイナーな海岸ということで、砂浜も綺麗でプライベートビーチのような感覚を味わえる。(シーズンには多いかも知れないが・・・)お店の案内の看板が一つ出ていたが、どこにあるのか良く分からない。基本的になにもないと考えて準備していった方が無難だろう。
島の東側と違って外洋に面しているので、風が強い時などは波が高くなっているので注意が必要。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
長崎浜(ながさきはま)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

打ち寄せる波
来間島の南海岸にあるビーチ。砂浜は10mくらいしかなく、その両側は珊瑚によって囲まれている。海岸ぎりぎりまで車で行くことが出来る。もちろんお店などの施設は全くない。

すぐ横が珊瑚の岸壁になっているので海水浴にあまり向くような海岸ではない(自分が行った時は波が高かったのでそう思ったのかもしれない)が、貝殻や珊瑚などがいっぱい落ちているのでこれを拾うにはいいところかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
イムギャーマリンガーデン(いむぎゃーまりんがーでん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

入り江になったビーチ
宮古島の南海岸にある「光と水と緑にあふれたまち」を目指したテーマパーク。海が荒れているときでも入り江の中は穏やかで、子供達の海水浴場やシュノーケリング、ダイビングのポイントとなっている。イムギャーとは「囲まれた湧き水」の意。
周辺には遊歩道が整備され、牛の像がある展望台からは眼下に広がる美しい海岸線と海を眺める事ができる。またバーベキューやキャンプ場も整備されている。

入り江が浅いプールのようになっているので、シュノーケリングでも楽しめると言う感じ。ただ本格的なダイビングではちょっと物足りないような気もする。
遊歩道は展望台を中心に延びており、歩くと結構距離がある。展望台からは沖の海が一望できて眺めがいいのでここに来たら登ってみるべき所だ。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
東平安名崎(ひがしへんなざき)
内容=★★★★★ お得度=★★★★★

東平安名崎を望む

手製の看板と灯台
宮古島の最東端にある約2kmにわたって海に突き出た岬で日本百景に数えられている。ほぼ360度水平線をのぞむ雄大な景色が広がり、県の天然記念物「天ノ梅の群生落」に年中覆われ、春にはテッポウユリが一面に咲く。岬の入口から左の細い道に入っていくと観光ガイドでも紹介されている写真の撮影ポイントがある。
岬には駐車場が整備されており、岬先端には昭和42年(1967年)3月27日に設置、初点灯された八角形白色の平安名埼灯台が建っている。灯台の入場料は150円。灯台からは北に東シナ海、南に太平洋と360度の絶景を眺望できる。

宮古島の景勝地の中では一番と言われている場所なので、宮古に来たのであれば一度はここを訪れたい所。もちろん晴れている時が一番良い。観光ガイドに載っている写真は岬の入口から左手に入った所から撮影できる。観光バスもここにやってくる為、シーズンにはかなり混み合うと思われる。小さな駐車場があるが、混んでいない時にはみんな道路脇に車を止めて写真を撮っているようだ。
「日本三景に勝る絶景」と書かれた灯台の手書きの案内板がいい味を出している。時間があるようだったら上ってみても十分に元が取れる感じである。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
新城海岸(あらぐすくかいがん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

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宮古島東海岸の吉野海岸の隣のビーチ。地元の人にも人気の海岸で、多くの海水浴客が集まっている。100m以上の遠浅の海岸で、海水浴だけでなく、カラフルな珊瑚や熱帯魚の観察も出来るシュノーケリングポイントとなっている。
シーズン中には売店も営業しており、マリングッズのレンタルも可能。トイレや駐車場も無料で利用できる。

いかにも「海水浴場です!」という感じの海岸で、やってきている人も多い。あまり大きくはないが、売店やトイレ、シャワールームなどの設備が充実しているのも人気の秘密かもしれない。シュノーケリングポイントとしても有名なようで、クマノミなどの熱帯魚を見ることが出来るようだ。ウミガメの産卵地にもなっているようなんだが、どの程度やってくるのかは不明。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
吉野海岸(よしのかいがん)
内容=★★★★★ お得度=★★★★☆

海水浴客の多い海岸
宮古島東海岸にあるビーチ。砂浜からすぐに珊瑚礁となっており、熱帯魚の観察が出来るシュノーケリングポイントとして有名。また、ウミガメの産卵地としても知られる。
ビーチにはお店やレンタルショップが出ており、マリングッズのレンタルをすることが出来る。また、貝殻を使ったアクセサリーを自作できるショップもあり。
シーズンオフは海岸近くまで行くことの出来るが、シーズンには道路の入口の駐車場で通行止めとなる。ここの有料駐車場(500円)からシャトルバスで海岸までを往復する。駐車場にはトイレやシャワールームが完備されている。

珊瑚礁が波打ち際からすぐの所にあるので、シュノーケリングだけでなく、浜からでも魚の観察が可能。服のまま潜望鏡で魚の観察をしている人もいたくらいである。珊瑚礁が多いので泳ぐのがメインでは行かない方がいいだろう。魚の観察がメインという海岸である。
干潮時に行くと珊瑚礁の上の部分(珊瑚礁の上がテーブルのように平べったくなっている)が海面に出てしまい、珊瑚礁の間を泳いでいかないといけないため、シュノーケリングは困難。出来れば満潮時に行った方がいいだろう。満潮時だと珊瑚礁の上(50cmくらい)をぎりぎり泳いでいくことが出来る。よっぽど沖に行かない限りはフィンはない方がいいかもしれないが、珊瑚礁で足を怪我してしまうので何かはいておいた方が無難。
駐車場からかなり距離があるので、歩いていくのは困難。素直に駐車場に止めた方がいい。シャトルバスは随時運行しているのでそんなに気にならないが、人が多くなってくると待つ必要があるかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
島尻マングローブ(しまじりまんぐろーぶ)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

展望台から見るマングローブの林
約1kmの入り江にマングローブの群落を形成しているところで、宮古島では最大の規模を誇る。この他にも下地町川満の入り江、伊良部町仲地の入り江など7ヵ所に群落があり、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシが主体となっている。

宮古最大規模マングローブの群落という事なんだが、沖縄県レベルで考えるとかなり小さい印象である。特に西表島などと比較すると・・・。駐車場もきちんと整備されているんだが、そんなに人がやってくるのだろうかという気もする。まあ、時間的に余裕があったり、マングローブとはどんなものなの?と気になような人が行けばいい位のレベルである。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
砂山ビーチ(すなやまびーち)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★★

海岸の洞門
パウダーのような白い砂の丘を越えた先にあるビーチで、隆起サンゴの吹き抜けの洞窟などがある。入り江になったビーチからは青い海が広がり、素晴らしい展望となっている。
駐車場から浜までは約10分の砂の遊歩道を歩いていく必要あり。駐車場には売店、トイレ、シャワールームなどがあるが、浜には施設は全くない。

駐車場から砂山を登っていくととても綺麗な海が広がっている。ただ、浜はそんなに広くないのでピークの時にはかなり混雑しそうな気もする。吹き抜けの洞窟付近が日陰となる為、休憩にはもってこいという地形であるが、ここはさらに競争率が高そうである。自分が行った時はシーズン前で天気も悪かったのでほとんど人がいなかった。
浜にはなにも施設がないのでトイレや買い物などは行く前にちゃんと準備していかないと悲しい目に会ってしまう。
最近沖合でサメに襲われた人がいたらしく、遊泳禁止になっていたときがあるらしい。自分が行った時も遊泳禁止だったのかも知れないが、詳細は不明。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ