宮 古 島

展示館・行楽地・イベント

西原織物 雪塩製塩所 熱帯植物園
総合資料館 - -

西原織物(にしはらおりもの)
内容=★★★☆☆ お得度=★★☆☆☆

機織りの工房
機織り中・・・
平良市郊外の県道83号線沿いにある最高級の織物といわれる宮古上布の作成、販売を行っているお店。宮古上布をはじめ、加工された麻糸を使った宮古麻織、木綿やシルクの糸を麻糸と織る宮古織が売られている。宮古上布は約400年前に始まった織物と言われ、人頭税が行われていた時代には貢納布として生産されていた。
宮古織の体験工房が行われており、2時間で3000円となっている。(要予約)

体験工房は宮古上布ではなく宮古織りの体験となるので、思ったよりも大きなもの織る事ができる。1時間でだいたい30cmくらい。最初は宮古上布の体験かと思っていたんだが、やはり素人にはできないということだろうか。まあ、熟練した人でも一日に30cmくらいしか織れないらしいので仕方がないんだけどね。
事前予約が必要であるが、開いていればすぐに参加する事ができるみたいである。自分の時は連絡を取るといまからいいですよとのことだった。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
雪塩製塩所(ゆきしおせいえんしょ)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

製塩所の建物
2000年8月に「ミネラル含有世界一の塩」としてギネスブックにも認定された塩を作っている製塩所。特殊な製法でにがりまで一緒に塩として精製する事により世界一のミネラル分を含む塩が完成した。パウダー状の塩・雪塩とそれを顆粒状にした塩・海の力が販売されている。
地下22mまで掘られた井戸から珊瑚礁によって濾過された海水をくみ上げ、沸騰させると塩が結晶化するため80℃で3日間かけて3%から10%に濃縮、その後、霧状の濃縮海水を鉄板に吹き付けることによって一気に結晶化させることによりにがりまで含めた塩が完成する。塩を造る工程は無料でガイドが案内・説明してくれる。
見学時間=9:00〜17:00

雪塩というかなり変わった塩を作っている所というだけなので、興味がない人にはあまり面白くないかも知れない。無料で工場見学ができるので、時間があるようだったら覗いてみるのもいいかもしれないといったものだ。
塩はたしかにミネラル分が豊富というだけあって、あまりしょっぱくない。料理などに使うのには結構よさげな感じがする。ただ雪塩は湿気を吸いすぎるのでちょっとイメージが変わってしまうが、海の力を買った方が無難かも知れない。ここで売られている塩は島内の土産屋で普通に売られているので別にここで買う必要はないが・・・。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
熱帯植物園(ねったいしょくぶつえん)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

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沖縄県内最大の人口熱帯植物園で、12万平方キロメートルの広大な園内に1,600種樹木本数4万本が育成している。4月から5月にかけて満開を迎える真紅の花をつけるデイゴの400mの並木道は有名。
開園時間=8:00〜17:00、無料。

自分が行った時にはほとんどのシーズンが外れていたせいか花はほとんど無かった。花時計は植え替えを行っているところだったし、デイゴはもちろん季節が終わっていた。やはり花のシーズンに来ないと意味がないようだ。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ
総合資料館(そうごうしりょうかん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

変わった感じの資料館
「宮古の自然と風土」を基本テーマに宮古の自然・歴史・民俗・文化を紹介する総合博物館。考古・歴史部門では歴史に登場するようになった14世紀から現在までの歴史の流れを、民族部門では明治から昭和初期頃のカヤヤー(茅葺家)を復元し、当時の住居生活を、自然科学部門では宮古諸島の生い立ちを始め、宮古島の動物、植物、昆虫、天体、海洋、気象を、美術工芸部門では平良市指定文化財となっている旧家所蔵品を中心に多くの美術工芸品を紹介している。
入館料=300円、入館時間=9:00〜16:30、定休日=月曜日。

よく地元にある資料館と言った感じで、そんなに興味を引くものではないが、宮古島の歴史や風習を一同に見る事ができるので、最初に簡単に勉強の意味でやって来てもいい所かも知れない。ゆっくり見ていったら1時間以上はかかるが、少なくとも30分くらいは時間を見ておいた方がいいだろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 南の島へ Part-3 宮古島へ