福 岡 県

展示館・行楽地・イベント

門司港レトロ地区 田川市 石炭・歴史博物館 八女ぼんぼり祭り



門司港レトロ地区(もじこうれとろちく)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

レトロの中心の門司港駅
展望台から見る夜景
一昔前の九州の玄関口、大陸貿易の基地として栄えた町・門司港。この当時の面影をしのばせる建物を移築し、レトロ地区として整備された地域。
明治24年(1891年)に九州鉄道の開通により、九州の表玄関として栄えた。その後、筑豊の石炭や八幡製鉄所の隆盛により、大陸貿易の基地として全国でも屈指の貿易港となった。しかし昭和17年(1942年)の国鉄の関門トンネルの開通、敗戦による大陸貿易の減少によりその繁栄は過去のものとなった。このため、明治から昭和初期にかけて建設された建物がその後の都市開発により取り壊される事もなく残った。
門司港に点在してあった歴史的建築物は門司港駅付近に移築され、門司港レトロ地区として整備されている。代表的な建築物は旧・門司三井倶楽部、旧・大阪商船、旧・門司税関(一部有料)であるが、その中心に
JR門司港駅がある。大正時代に建てられた左右対称のネオルネッサンス様式の駅舎。以前は屋根まで木造だったが、潮風で腐食が進み、銅板に葺き替えられた。

上に上げた建物が代表的な建物であるが、他にもいろいろとあるので歩いて散策するようなところ。自分的に一番好きなのは門司港駅で、この建物は釘を使わずに建てられたものというのがすごい。この駅には鹿児島本線の起点を示す「0哩碑」がある。
その他にも別に船が通らなくても時間がきたら上がる跳ね橋や(^^;; いろいろな古い建物がいっぱい建っている。また近くのレトロ展望台からの夜景もなかなか見応えがある。
田川市石炭・歴史博物館(たがわし せきたん・れきしはくぶつかん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

竪坑櫓
坑道で使われていたトロッコ
筑豊地方最大の炭鉱であった三井田川鉱業所伊田坑の跡地にオープンした石炭鉱業史の資料館。
石炭の説明、手掘時代からの炭坑の変遷、坑内のジオラマ等、炭坑に関連した文化芸術作品、歴史・考古・民俗資料を展示。屋外展示場には、坑内・坑外で使用されていた大型の機械類や炭坑住宅を復元展示。また炭坑節に関するレコードなども展示されている。
開館時間=9:30〜17:30、入館料210円。

石炭や炭坑に関する資料が数多く展示されている。社会見学という感じで訪れるにはいいところという感じ。炭坑節のモデルになった煙突はかなり遠くからも見ることが出来る。
八女ぼんぼり祭り(八女ぼんぼり祭り)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

展示されているひな人形
整然と並んだひな人形
おひな様パレード
1997年から毎年2月中旬から3月下旬までの約一ヶ月間、白壁の町並みや商店を中心に約100軒の家でひな人形が展示される。祭り期間中はおひな様パレードや十二単衣と束帯姿の結婚式などのイベントも開催される。
各家には八女地域独特の「箱雛」の他、柳川地域のさげもん、八女を含む筑後川流域地方の置きあげが飾られており、江戸時代から現代までのひな人形を見ることができる。期間の間、市役所や資料館の駐車場が無料で開放されている。

期間中のイベントの行われる休日にはかなりの人出となるが、あふれかえるという状態ではない。駐車場もエリアの中心の市役所はいっぱいになるが、資料館などは十分にスペースが空いている感じ。
100軒近い家でひな人形が飾られているが、エリアが広いのですべてを回るのは結構ハード。また、基本的に展示されているものは似たようなものなので、途中からおなかいっぱいという感じになってしまう。(^_^;; ある程度回るコースを絞ってみていく方がいいかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2013年03月 八女ひな祭り