| 1999/07 北海道・東北地方へ その10 王将男、あかつきさんと再会 |
| 07月25日(10日目) バイク移動距離 200km 豊里→小樽 |
今日も5時頃に目が覚めてしまったので談話室で漫画を読んでいた。今日の目的地は小樽とかなり近いのでそんなに焦る必要もない。8時になりやっと朝食、他のライダーと話をしながら朝食を取った。食後早々に出発の準備を終えるが、結局9時半までみんなの見送りをしていた。早く用意した意味は全くない・・・。(^^;; みんなを見送った後、ペアレンツさんたちみんなで写真を撮り、見送られて出発する。国道235号線に出てすぐのホクレンで給油した後、ひたすら北上していく。苫小牧に入るあたりで無料の自動車専用道路があったが「どうせペースもかわらんし」と思ってそのまま国道を走っていくことにした。わざわざ迂回するのもめんどくさかったし・・・。予想通りがらがらで走るペースも速い。そのまま国道36号線から道道781号線へとはいる。国道276号線に入ると他の車がえらくゆっくり走っていたので「もしかして?」と思ったら案の定ねずみ取りをやっていた。 国道276号線は森を切り開いた感じのひたすらまっすぐな道で、道路の両脇は木に覆われて前後しか視界がない。単調な道だったため眠気におそわれて最悪だった。そのまま支笏湖の北の湖岸を走っていこうと考えたが、どうせならまだ通ったことのない南の湖岸道路を走っていくことにする。湖岸の道路はよく整備されており、とても走りやすかった。この途中に苔の洞門の看板を見つけ、寄っていく。 思った以上に観光客が多くて駐車場は一杯状態。ただバイクは特に問題なく止めることができたが・・・。苔の洞門は道路からすぐ近くにあると思っていたが、数km歩かないといけなかった。行くかどうか悩んでいたら、見学を終えたライダーが帰ってきたので彼らとしばらく話をする。彼らは関東からバイクを空輸してきており、今朝千歳についたばかりだった。ついてからずっと雨が降ったりやんだりの繰り返しでカッパばかり着ていたらしい。しばらく話をして、彼らの出発を見送る。 見学に行こうかとするとまたもライダーがやってきた。しばらく彼と話をして、一緒に見学に行くことになる。彼は神奈川から自走で走ってきたTさんで、ここは彼のお気に入りの場所らしい。以前来たときに写真を取り忘れていたため、今回また寄ったと言うことである。苔の洞門までは数km、森の中を歩いて行くが、下が砂地の上オフロードブーツをはいているためむちゃくちゃ歩きにくい。Tさんといろいろと旅の話をしながら苔の洞門入り口に到着した。洞門と書いてあったので洞穴かと思っていたが、実際は小さな谷みたいなところだった。この谷の両壁にびっしりと苔が生えている。一面の緑で結構いい感じであるが、いかんせん人が多い。昔は沢だったが、今は水がなくなってこうなったのではないかと思われる。(実際どうなのかは知らない) そのままひたすら進んでいき、洞門の終わりに到着する。ここから先は登山道になっており、熊出没注意の看板もでている。ここでしばらく休憩した後、来た道を引き返していく。駐車場に戻って一緒に写真を取った後、お互いの旅行の安全を祈って出発する。この後彼はかなり雨にたたられたようである・・・。→Tさんのツーレポへ国道を進み、途中からダートコースになっているはずの道道に入っていく。しかし少し走ったところで柵がしてあり、土砂崩れで通行止めの看板が出ていた。そういえば道道の入り口に何か看板が出ていたような気がする。進むことは無理とあきらめ、そのまま西に向かって国道を走っていくことにした。 道の駅「フォーレスト276大滝」でトイレ休憩のため止まる。ここのトイレ、一億円のトイレとか書いてあり、自動演奏のピアノがおいてある。こんなんにわざわざお金をかけるというのももったいないと思うが・・・。ここでキノコ汁なるものが売っていたので買おうかとも思ったが、鳥の串焼きの方に惹かれてそちらを購入することに。この先のルートを確認していたら、中山峠のあげじゃがと言う言葉に惹かれてここに寄ることにした。かなり曇っている中を進んでいき、中山峠に到着、あげじゃがを購入する。天候のせいか、もともとこんなもんなのか、ライダーが全然いない。峠を越えて一気に坂を下り、定山渓の町中に入った。道道1号線に入り、ダムの展望台で休憩していく。先ほどまでは天気があまり良くなかったが、ついたときにはいい天気になっていた。ベンチに座ってしばらくくつろいだ後、小樽に向かって出発する。道の状態もよく、いい感じのカーブが続いている。現在トンネルを掘っていたので、来年には完成しているだろう。この道も走りがいがなくなっていくんだろうなあ。(^^;; 国道5号線を走っていき、県道17号線に。何とか大きな渋滞もなく走っていき、3時頃に徒歩宿「クレヨン舎」に到着する。クレヨン舎の前の坂を登っている途中で上から王将男の声が聞こえた。バイクを止めて荷物を下ろしていたら、窓から王将男がでてきた。なんと朝9時についたそうである。風呂に入っているとまた誰か入ってきたので「後で入ってくればいいのに」と思っていたら、なんとあかつきさんだった。 時間もたってお腹も減ってきたので3人で飯を食べに行くことになった。お腹もすいていたので先にすしを食べに行こうと言うことになり、小樽運河の方へと行く。適当に寿司屋に入って食べることにした。メニューを見てさんざん悩んだが、いくら丼とすしのセット3千円コースを注文した。すしは9個で千円の割にはおいしくてよかったが、いくら丼の量が少なくてがっかりだった。上げ底でご飯が少ない上にいくらの量も少ない。これだったらもっといくらが一杯入って千円で売っているぞ!!王将男とあかつきさんは別個にすしを注文していた。 このあとなぜかチェーン店の養老の滝に行って飲むことに。チェーン店だがほっけやジャガイモなど北海道産と思われる料理はとてもおいしかった。後日、2号と王将男の3人で再び来ることになったが・・・。旅の話をしている中であかつきさんが泊まった美瑛の徒歩宿の話になり、急遽明日泊まることにした。帰りになぜかゲームセンターによってUFOキャッチャーをする。結局取れたのはミッキーマウスの時計とキティーちゃんの財布をゲットした。結局10時頃に宿に戻ってしばらく話をした後、11時頃に就寝。 |
| 01 YHの前でペアレンツさん達と 02 苔の同門押しつぶされる〜〜(^^;; 03 Tさんと苔の洞門の駐車場にて 04 中山峠にて |