1999/07 北海道・東北地方へ その2 奈良観光、そしてOさんと再会 |
07月17日(2日目) バイク移動距離 250km 大阪 南港→京都 舞鶴 |
5時に起床、出発の準備を整える。予定通り6時に着岸し、バイクのところに行くが、荷物をすべて下ろしていたためパッキングにかなりの時間がかかってしまった。乗船している車も少なかったため、パッキングが間に合わない。結局通常の降り口は切り離されてしまい、トレーラーとかと一緒に下の階から降りることになってしまった。 2号はこのまま関口君の家に行くと言うことでそのまま環状線に乗っていったが、自分は奈良の観光をするため、下道で東へと向かう。まずは今日の昼にOさんと待ち合わせをしているクレヨンに行ってみることにした。クレヨンに着いたときには8時を回ってお腹もすいてきたのでここで朝食を取ることにした。しばらくここのマスターと話をして、9時半頃にさっそく奈良の観光に行く。 ますは東大寺へ行くことにしたが、ここに来るのは修学旅行以来10数年ぶりである。駐車場の案内板に従って県営の駐車場へ行くが、バイクは止めることができない。駐車場のおっちゃんに聞いた市役所の横にある駐車場にバイクを止めて東大寺へ。バイクでは大したこと無かったが、歩くと結構な距離があってここに止めたことをちょっと後悔・・・。 せっかくここまで来たんで大仏殿に入って大仏を見ていくことに。修学旅行だろうと思われる子供たちの団体がちらほらと見える。大仏殿の中に入って大仏をみると、昔来た記憶がよみがえってきた。柱の穴は結局くぐらなかったが、またすぐ後にくることになるとは・・・。(この内容についてはこちら)大仏の写真を撮ってはみたが、広量不足で写っていなかった・・・。 公園内のベンチでシカに餌をやったり写真を撮ったりして30分くらいくつろいでいた。こうやってゆっくりしていると、観光客があわただしく前を通り過ぎていくのがおもしろい。(^^;; この後、修学旅行の時に見ることができなかった正倉院に行ってみるが、案内板には平日しか公開してないと書いてあった。どうもこことは相性が悪いようである。しょうがないので柵の外から遠くに見える正倉院を眺めてバイクのところへと戻る。 次は法隆寺に行こうと考えていたが、あまりにゆっくりしすぎたため、法隆寺を観光する時間が足りなくなってしまった。遅れるわけにも行かないので、あきらめて近くの平城京跡に行くことになった。 案内板に従って進み、無事平城京跡の公園に到着した。ここは聞いていたとおり、ただのだだっ広い公園である。しばらくベンチでくつろいだ後、平城京の遺構跡を見学に行く。建物の中には発掘された遺構があり、それ以外は建物の土台だけが復元されていた。さすがに都の跡だけあってかなりの広さである。 案内図を見ると西の端に資料館があると書いてあったのでそちらに行ってみることにした。資料館の中には発掘されたものや発掘の過程、当時の食生活の様子などが展示されていた。最後にビデオが上映されていたのでのビデオを見ていると、もう12時になっていたのであわててクレヨンへと向かう。 クレヨンにつくとマスターは用事で出かけており、美人姉妹(?)の二人が営業していた。昼食は一緒にとるつもりだったので、コーヒーを飲みながらOさんがやってくるのを待つ。美奈ちゃんと話をしながら待っていると12時半にOさん登場。彼もなんとか今日から4連休をもらえたということで福井の方へ旅行に行くらしい。旅行の準備をしてブラックバードに乗ってやってきていた。 1時間ほどオーストラリア旅行の思い出話をしてOさんの出発を見送る。一緒に写真を撮るのを忘れていたのが悔やまれる・・・。そろそろ出発しようとするとなんと梅さんがやってきた。美奈ちゃんが連絡を入れていたということであるが、わざわざ京都からやってくるとは思わなんだ。梅さんと話をしていたら、出発が2時半になってしまった。土産にコロッケ30個くらい(おまけで多めに入れてくれた。ありがとう!!)と卵焼きを積み込み、二人に見送られあわてて出発した。 国道24号線を北上して途中から県道15号線にはいる。梅さんから今日は京都祇園があるから京都を迂回した方がよいと言われたためである。ほんとだったら1号線で行こうと思っていたし・・・。県道をひた走っていき、途中で信号で止まっていたトラックの横をすり抜けたときに鈍い音が・・・!!!ふと見るとサイドバックが吹っ飛んでなくなっている。どうやらガードレールに引っかけてしまったようである。(T^T) しばし愕然・・・。飛ばされたサイドバックを見てみると、フックの爪が折れて修復不可能状態。ちょうど目の前に金具屋さんがあったので何かいいアイテムはないかと探してみるが適当なものがなくあきらめる。結局針金で応急処置をして出発することになった。さい先悪いスタートである・・・。 県道10号線を走っていたはずだったが、途中で道がわからなくなった。とりあえず北に向かえば国道9号線にでるだろうと思って適当に走っていく。その後、亀岡あたりは渋滞していたが、バックが飛ばされた事件がよみがえり、すり抜けをしなかった。(^^;; 国道27号線に入るとかなりのハイペースになった。途中で雨がぱらついてきたため道の駅「和」に入り、カッパを着る。この後全く雨は降らなかったが、天気は相変わらずどんより雲だったのでそのまま走っていくことにした。おかげでカッパの中が蒸し風呂状態になって気持ち悪い。舞鶴市内に入り、すり抜けをしていくと、ある店の駐車場に2号と関口君を発見する。が、もう出発しようとしていたのでそのまま通り過ぎる。その先のスーパーで夕食の買い出しをしてみんなの後を追う。途中の信号で止まっていた二人を発見。ふと見るとバイクの後ろに見たことある赤い車を発見・・・、姫だった。なんでいるんや!!! みんなでフェリー乗り場まで走っていき、6時頃に到着する。フェリー乗り場にはもうすでに王将男が到着しており、例のはっぴを着ていた。(むちゃくちゃ目立つ)えっちゃんもすでに到着していた。乗船手続きをすませてバイクを乗船口まで移動させる。ここでカッパ、モトパンを脱いでチャリダーの格好に着替え、やっとくつろぐことができた。 乗船まではまだかなりの時間があったのでビールでも飲もうということになる。コロッケや王将差し入れのお菓子を食べながらみんなでビールを飲んで宴会となった。ここだけ異様に盛り上がって変な感じだった。(単にここだけ浮いていたという話だが・・・)夕食も終わり、みんなで話をしていると王将男が2年前に北海道で会ったあかつきさんに再会する。結局この後あかつきさんも自分たちと一緒に行動することになった。 やっと乗船時間になり、姫に見送られて乗船。バイクの数も乗船客の数も少ない。王将男とあかつきさんは2等寝台だったが(王将男は2等室だと長さが足りないらしい・・・)、2等室で話していたため、4人で6人分(一区画)を占拠していた。ただ周りを見ても結構スペースが開いていたから問題ないだろう。さっそく風呂に入ってさっぱりしたところでコロッケをおかずにビールを飲みながら12時半頃まで話をしていた。王将男とあかつきさんは寝台に戻り、自分たちも寝ることにした。 |
01 東大寺 世界遺産の記念碑の前で 02 奈良公園の鹿 03 舞鶴フェリー乗り場 宴会風景(提供姫) |