記念に残そう!
ツー・レポ採用術

機関誌 Vol.11 104〜105ページ

<がんちゃん・中野一号>




岩はん、中やんのオタク講座

岩「何か知らんけど、最近ツーレポ書くんが流行っとるの」
寿「中やんにやっぴー、山本さん?」
岩「そうじゃな、山本さんもな(笑)」
中「ほな採用されやすいコツっているのを書いてみようか」
岩「あくまでコツであって内容は自分で考えんとな」
中「付け加えておくと、バイク雑誌に送る場合、雑誌に『格』と言うものはない。方向性の違い、とだけ言っておきましょう」

寿「何で中やんはモーターサイクリストに送るの?」
中「えっ?それは貰える景品がいいから」
岩「そうじゃな、ツーリングバックと5千円。ちょっと前まではタンクバックだったのに最近変わったんじゃ」
安「えーーーっ?そんなモンいらん!タンクバックくれ〜〜!」
中「残念でしたー。さて、まず約束事から。応募方法の要綱は必ず守ること」
岩「例えば原稿用紙(20×20)に13〜14枚なら、当然13枚半ぐらいが目安じゃ」
中「でも、少しぐらいなら枚数をオーバーしてもかまへん。編集部の方でカットしてくれるからな、少ないのは困るらしいけど」
寿「なんで?」
岩「向こうで勝手に話を作って引き伸ばすわけにはいかんじゃろ?」
安「自分は面白いと思って書いても、第三者には全然わからん話があるとするわな、いや、絶対あるねん。そういう所をカットしはるねん」
中「そういう事。例を出して説明すると、『らいらっく』のVOL.10のやっぴーの北海道ツーレポを見てくれ。8月21日の7行目から」
 『夜の大雨の道を〜中略〜あー、みぞみぞに会いたいー、と思ってたら』
寿「ココがなんでダメなん?」
中「いや、ダメとちゃうねん。『らいらっく』ではOKや」
岩「でもな、不特定多数の読者には”みぞみぞ”ってだれ?と言うことになるじゃろ。前もってメンバーの紹介をするなり、そこをカットするなり」
中「あとモーターサイクリストでは、8/24の『晴れ乞いのおまじない』とか8/25の狩勝峠を3回走った話なんかはウケる(と思う)」


寿「あのね、文の語尾は統一せなあかんの?『〜です。』とか『〜だ。』みたいに」
中「あのねトシちゃん、君は純文学でも書くつもりか?」
岩「そんな細かい事よりも、他にもっと気を付ける事がある」
安「走行データってあるよな。1日の走行距離とか全費用とか」
寿「うん、でもそんな細かい事私覚えてへんねん」
中「それもコツがあってな。走行距離は大体を地図で拾い出して、245km、107kmみたいにいかにもありそうな数字を書く(笑)」
寿「なるほど、でもお金は1円単位まで書くとかえって嘘っぽくなりそうやから、適当にごまかして」

岩「今回はわりと短くまとめたな。だらだら長いだけよりマシじゃな」
(お前、今回は手抜きしたやろ!たった2ページかい!)
中「そやろ、ちょっと最近忙しいねん。次回はもっと面白いと思うぞ」
(ネタが無いねん!今回は止めようかと思ったくらいや!)
寿「アホな2人にネタを提供してあげてください。それじゃね〜!」

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