FZX&れーこちゃんの
'92 北海道キャンプツーリング日記

機関誌 Vol.09 43〜58ページ

<れーこさん&FZX>


ぃやっぴー、お元気そうですね。おはがきありがとう。みぞみぞ、いやちがった、エミリィの直筆にも感激しましたわー。
 
「・・・夕食のニメューは・・・」のこれがとても??
発音してみてください。関東の人間にはちょっと難しいが、うーむ、とってもおちゃめ!大変遅れましたが、
ばーん、ツーリング日記です。なぐり書きでけしごむ使わないもんだから、読みにくいかもしれないけど、私の感動を分けてあげたい。たくさんの人々に会えました。今年も。
 来年のGWはまた四国(小豆島かな・・・)にキャンプでいこ^と思うてます。キャンプでいくゆうても、キャンプにタイヤやエンジンがついているわけやおまへんでえー。ちなみに11月22日〜一週間、フロリダのディズニーワールドへ、なみちゃんと行ってきまーす。本場だからね。うれしーぞ。9月にすでに、スプラッシュマウンテンのっちゃたしねー。ま、そんなとこです。10月18日と24、25日あたりはツーリングに行く予定です。じゃーまたね。あーうそうそ!
ほな、さいなら
Reiko
07/30〜07/31
 今日からお休み。今晩22時新潟より船が出る。去年はその道のりで900Rがオーバーヒートし、バイク屋で足止めをくらいその直後、関越で青キップも頂いてしまったのだ。今年はすんなりいけますように。
 でも二日くらい前からのどの調子が変。完全にカゼひく予感。炎天下の横浜新道は事故渋滞。なんとかパスし、関越に入ったのは2.5H後くらい。あ、ジャケットまだ腰だ。次のパーキングでちゃんと着よ。しかし、走っても走っても熱風がふきつける。もう、フラフラである。でも中間もいるぞー。FZR1000がたくさん荷物積んで走ってる。同じフェリーかなー?
 港に着いたのはPM7:00くらい。8:00過ぎには新潟支局のたえちゃんがVTZでお見送りにきてくれた。ありがとー。フェリーは臨時便なので小さかったけど、FZR1000の元ヘビメタ少年、BAJAの看護婦さん、テニス選手の中沢さん達とお話ししてて、あっという間に小樽へ。少し危ない天気だけど、明日からはOKだそうだ。雨女だから信じられないけどねー。BAJAさんを札幌のNADAさんまで送り届け、みかちゃんちへ。みかちゃんの手料理&北海道限定コープランドビールを頂き、遅くまでおしゃべりした。
08/01
 まずますの天気。でも風が冷たーい!あの新潟までの暑さは?あー極端すぎる。今日は体調もすぐれないので、近場に行くことにした。久々にみかちゃんとタンデムで支笏湖へ。すごくのせやすいなー、FZXって。みかちゃんも快適だっていってくれた。支笏湖でコーヒー沸かし、ボートこぎして早めに帰り、夜は豊平川からの花火を見に行った。札幌の夜景と重なり、ファンタスティックだった。その後ススキノへ繰り出した。またおしゃれな飲み屋見つけたみかちゃんに感謝。おなかいっぱい。
08/02
 さて本日よりキャンプ生活に入るのだ。きのうバルセロナの女子マラソンを見て少し寝不足。でも有森さんかっこよかったなー。泣いちゃったよ。
 今日は新しい道を通って富良野の上の国設白金キャンプ場がお宿。ライラックのさっちゃんご推薦の地であります。でもほーんと寒い。みかちゃんのジャケットも借りて二枚重ねても寒い。もはやカゼを直すのは諦めた。
 十勝岳温泉の所で会った人々と少しダートを走ってキャンプ場へ。仲間がいて心強いなあ。みんな自炊だというので、私も何かつくろっかなー。ポテトサラダにしよう。4人で持ち寄れば楽しい食卓。ZZZR1100のNEC兄ちゃんは調味料セットがかっこよかったし、いろいろ工夫してて勉強になった。
 ラジオは必需品だなー。今夜YAWARAちゃんの試合もあるし、天気予報聞けるし・・・。次回からの参考になるなー。
08/03
 すごい朝霧。切りもすごいなーと思ってたらほとんど霧雨になってきた。下はきっと大丈夫とZZR1100のあとをひた走る。拓真館までにもう一回ダートを走り、抜けてしばらく走ったところにきつめの坂道が丘の中にあった。セロー兄ちゃんが喜んで登ってった。私とZZR1100は止めて登ってった。天気がよくなりそうな雰囲気の美瑛の丘、丘、丘・・・。やっぱりサイコーだ。拓真館で去年の絵描きのカヤギアリコさんを思い出す。お元気でしょうか?その後オフローダー二人と別れ、ZZR1100と美瑛を満喫する。
 その後一人になり、美瑛駅に行くとフェリーのZZR1100に再会。さっき別れたセロー兄ちゃんもいた。ここでは大阪のZZR250、ゼファー400、JOG、DIOの4人組と話してすごーく面白かった。みんなバイク乗ってる格好じゃなくて、気負いもなくてとっても楽しんでるようだった。
 天人峡とあさひ岳、どっちにしようか迷ったけど、上の方は雲が多そうだったので天人峡に行った。人も少なく、けっこう歩くけれど、緑がセロリのように香り、気持ちよかった。それから本日のキャンプ地・中富良野の森林公園を目指す。
 途中で3、4年前みやけが一夏バイトしてたウッディライフにコーヒー飲みに行った。大変混んでて相席だった三人のおじさん、レンタカー借りて会社やめてペンションで働いている娘の所へ遊びに来ていた夫婦と話をして過ごした。ママさんがみやけのこと覚えてたよ。よかったなー、みやけ。
 キャンプ場はけっこう一杯だった。テント張って、買い出しに行こうと思ったらFZ750×2、400Rも一緒に行くことになった。んで、みんなでジンギスカンすることにした。みんなちゃんと自炊するんだなー。ストーブと鍋だけだけど、持ってきてよかった。ま、今日はみんなでやったから良かったけどね。ここで釣りにこっている人々がいてニジマスをご馳走になった。すごーくおいしかった。ご飯の前につまみ食いした半ズボンの兄さんのソーセージもとってもおいしかった。ここはみんな若かったなあ。おもしろい子ばっかりで楽しかった。昨日の夜よりずいぶん下の方にいたせいもあり、そんなに寒くなかった。
08/04
 朝、他の人のバイクとたくさん写真を撮った。ポップコーン失敗して悲しかった。ここは滞在の人が多いようだ。半ズボンの兄さんも朝からお洗濯、カナダFZ、ユーロFZともお別れして、本日はサロマ湖まで気合い入れるぞー!
 いやー、久々にすばらしい天気。しかも旭川から下り、遠軽方面へ折れてからの道が結構新しくて大きなカーブの山道もあり、とても気持ちよい。どっかでコーヒー飲もうと水を探したけど、途中のスーパーにはなくて遠軽の手前の街で買った。カブのおじさんが来ていろいろ話してくれた。サロマ湖のあたりは普通の宿でも高いよと言ってた。話しかけてくれる人って、息子さん、娘さんや親戚の誰かが東京に住んでるんだって言ってくるんだよね。こんな美しい所に知り合いが住んでるなんて本当、うらやましいよね。「気をつけて」その言葉がまたいつきいてもありがたいです。
 結局サロマ湖まで走ってしまい、2時30分頃キムアネップ岬に着いた。ひげのBAJAがテントから半分体を出して本を読んでいた。今日、5年前にここで会った人々と再会する為に連泊したんだって。小説みたいだねー。かっこいいなあ。私もテント張って、洗濯して、バイクとテントの間にストレッチコードを渡して干した。んで、小さいカップラーメン食べた。なんか幸せだった。隣のファミリーの女の子達が大きなカブごっこしてた。
 4時頃、近くの幌岩山展望台に行くことにした。荷物もないし、とても開放感があるな。でもすぐダート。しかし道は締まってて後ろのFXも距離をおいて走ってくれてる。ときどき祈ったけど、なんとか上まで行けた。
 もう少し上まで行けるかもしれないけど、そこに置いて500m程歩いて登ったところにとてもきれいな展望台があり、目の前に大きなサロマ湖の全景とオホーツクが広がっていた。ここはドラマチックだ。それまでほとんど姿を見せず、頂上で解禁だよーっとばかりに会報してくれる。しかも大きな双眼鏡(望遠鏡かな?よくあるやつ)が無料で、しばらく眺めていた。私のテントもはっきり見えた。FX
は立派なカメラで撮っている。立派なカメラの人が多いなあ。かっこいいよねぇ。
 下りもするする降りて買い出し&給油してキャンプ場に帰る途中、ピースした対向車がZZR1100で、あっと思うとおととい一緒だった人だった。Uターンしてきてくれて、またご一緒することになった。再びご飯を分けて頂けるとは。今夜はZZR1100がカレー、私は挽肉入りシチューである。
 元自転車で積載コンテナが初心者とは思えない風格を醸し出しているセローと三人でミルキーウェイを見ながら過ごした。
 ああそうそう、その前の夕焼けもとても美しかった。よく知らなかったんだけど、プチトマトのような実と赤いゴーカな花のハマナスも初めて意識してみた。夕焼けに映えていた。ひろーいキャンプ場もいいな。夜は風が強かったけど、ぐっすり寝た。
08/05
 ZZR1100は東大くんであることが昨日判明した。とてもかしこそうだし、声がいいんだ。納得した。その東大くんとセローを見送り、洗濯物が乾くまで、全く書いてなかった。絵はがきタイムにすることにした。。ひげBAJAも三人のうちの一人が来て幸せそうに旅立っていった。その場所に”○○君、××ちゃん、〜〜〜〜なんとかかんとか、北の大地の風(ぷー)となれ!””と書いた旗が立てられていた。
 オンネトーに行きたかったのをこのBAJAに「絶対出る!」と言われてやめかかっていたが、セローの女の子も行くと言っていたので今日一緒にキャンプする約束をした。あーよかった!
 10時を過ぎるとほとんどみんないなくなったが、横浜のZZR1100がビールを飲み始めた。みんなサイコーに幸せだよね!
 天気がよいので知床に行くことにした。斜里に入り、民宿・風の子を思い出した。そこで夏の間働いてるGPX750のおじさん、今年も来てるってハガキくれたなあ。寄ってみようかなー。
 玄関をガラガラッと開けて、「こんにちはー」と言ったらすぐに「あー、去年のー」と覚えててくれた。うれしいなあ。マスターもパラからいったん帰ってきて「コーヒーでも飲んでいけば」と言われて少し休んでいくことにした。パラから帰ってきた人と、着いたばかりで昼食とってたJRerの女の子と写真を撮ったらパラ帰りの人が「昨日展望台にいませんでした?」あらFXの人ではありませんか。なーんだここに泊まってたんですかー。
 「今度また泊まりにきます」と知床に向かう。いやー、絶好のオホーツク日和だ。思えば6年前、初めての北海道で初めてのお日様はここだったなあ。一生忘れない感動だったよ。今日はそれよりいい天気かも。すれ違うピースも高いぞ!
 見るたび綺麗になっていくオシンコシンの滝は横目で見て、峠へ急ぐ。ひゃー、これはまさに天国、もーすぐ頂上のカーブ近くで車が止まってる。なんだろ、減速してみんなが見てる方を見るとエゾジカだ!わーい!
 峠の駐車場でGPZ750に羅臼側の天気聞いてたらそばにいたとうきび食べてたライダーが私を指さして「あー」とか「おー」って言ってる。ん?去年ワインの国で一緒だった城晃ではないか?名前だけかっこよかったから覚えてるぞー!今日は再会の日だなー。GPZ750も言ってたけど、毎年夏ここへ来ても再会するなんて珍しいよねー。去年城の連れだったGPX400は今年、ワインの国でパラの院ストだって、すごいなー。のめり込みが違うぞ。城は口は悪いけど憎めないトラック野郎である。そばの人々4人でパチリして私はUターン。ちょっと遅くなったから食事は後回し、
。オンネトーを目指す。
 今日は摩周湖もばっちりだろーな。でももう見ないんだ。表も裏もみたしね。そろそろやばいしね。屈斜路湖の横を通ってそこからけっこうあるんだよね。去年はライラックのやっぴー&もとぴーと逆コースを走ったっけ。あれも素晴らしい出会いだったなあ。あのときはあっという間に弟子屈に着いたのに今日は遠く感じる。放射冷却かなあ、寒くなってきたし。阿寒湖からオンネトーも近いようであるんだ。もーつかれたーと思った頃、ようやく着いた。5時半くらいだったかな?でも11時過ぎに出てこの時間なら充実してるね。
 セローの女の子はまだいなーい。オンネトーキャンプ場はとても混んでいてどこに張ろうか探してたらセローとGPZ400が来た。2台で津別峠行ってきたんだって。20kmもあるダートなのにすごいなー。でも景色は良かったって。でもやはり20kmは耐えられないなー。
 今日はロース肉の肉じゃが、セローはサラスパ&鰯とトマトのチーズ焼き。女の子らしくていいな。調味料も充実してる。とても参考になります。GPZ400のごはんの炊き方も上手だった。
 毎日誰かにごはんもらっちゃってありがたいなあ。次回から私も料理を充実させよう。この時間もとても気に入ったから、食後のコーヒーもあり、なかなかすばらしいディナーだった。やはり女の子が二人いると少しはおしゃれだよね。セローのお陰だけどね。明日の朝、湯の滝に行って露天風呂に入ることにした。
08/06
 4時過ぎに目が覚め、オンネトー湖を見に行った。とても静かである。6時過ぎにそろそろみんな起きて、湯の滝まで行った。駐車場から歩いて1.5km。森の中の散歩は気持ちいーな。鳥の声しか聞こえない。半分くらい歩いたら急に空気が生暖かくなった。温泉の予感である。目の前がぱっとひらけ、すでに一つめの滝からもうもうと湯気が。二つかいくつかに滝が別れているようで、一番上のところが綺麗に石が轢いてあり、男の子が5、6人じっと入っていた。セローと私は水着を着ていたので服を脱いで入った。セローが貸してくれた水着。彼女はパレオを巻き付けてて、短パンもはいていたけど、ワイルドで「アーアアー」と叫んで森の向こうに飛んでいきそうだった。北海道でこういう露天風呂に入ったのは初めてだ。カムイワッカも行ったけど、人の多さにびっくりしたもんね。石の所はコケがびっしりでつるつるした。でもお湯はとてもきれいだった。20分くらい入って、また散歩しながら帰った。
 本日もゆっくりした出発となった。昨日のBAJAも来たらしいけど、キャンプサイトまでバイクが乗り入れられないので別の所へ行ったそうな。カタナにーちゃんが「FZXとセローの女の子が来たらよろしく伝えてくれ」と言われたんだって。
 川湯の100円銭湯までGPZ400と一緒に行くことにした。セローを見送り、カタナに見送られてオンネトーを後にした。阿寒湖を過ぎた峠の途中でGPZのマフラーを支えているなんとかってネジが飛んですごーくうるさくなった。川湯のそばにバイク屋さんがあるのでちょうどよかった。川湯の公衆浴場は100円を袋に入れる無人の銭湯(でもちゃんとした温泉)で、きれいで静かですごーくいいお湯だった。今日は昨日にもましていい天気で半袖のライダーもたくさん見たけど、なかなか汗がひかず困った。まぶしいのでそのあとサングラスして走った。和琴で食事した。
 そのあと昨日知床峠にいたビモーダとピンクのVTのカップルがいたので
「昨日お会いしましたねえ」と声をかけたら
男「もう、こいつの面倒見るのがたいへんで」
女「こけてばっかりなんですぅ」
そうですかー、もしかしたら新婚さんなのかも。
 美幌峠を走り、くまさんソフトを食べた。雨がパラパラ、えもすごいお天気。ここはケーコおねーさんと最初の別れの場所。ここで別れた後、一つめのカーブで自然と涙が出てきて走れなくなったっけなあ。
 そうこうしているうち夕方になってしまった。GPZとセローは今日多和平でキャンプ。私はその先のシラルトロ湖の予定である。多和平までGPZと走った。夕日を受けて走る姿がかっこよかったって!そーだろ、そーだろ、なんたってFZXだからなー。
 多和平だー!なつかしいなー。今日はいい天気。夜、星もたくさん見えるだろうなあ。あまり長くいてセローも来たらまた一緒にテント張りたくなっちゃうかもしれないので先に進むことにした。今夜北海道最後の夜である。しみじみしよう。道は相変わらず快適だ。と、思ったらシラルトロ湖入口を通りすぎてしまった。どーしようかなーと思ったけど、その先のとーろ湖でもいいや!と、とーろ湖へ向かう。ここも大変きれいなキャンプ場。すごく新しい。キタキツネが子供達の遊んでいたボールをくわえて持って行ってしまった。のどかです。しかも夜まで暖かい。こんな夜は初めてだ。初めて蚊に刺された。キンカンの出番だ。
 今夜はレトルトのおかゆと赤貝の缶詰。一人じゃ寂しいのでほりの深いにーさんとこ行ってワンカップワインも分けてもらった。この人もNECだった。そのうちセローの仙台の女の子、BAJAとセローの夫婦、セローのもとキャノンのプー太くんも加わり、話し込んでいたらいつの間にか11時になっていた。プー太は会社の知り合いにそっくりだった。今夜もいろんな人と出会えて良かった。最後のしみじみした夜もあっという間に更けていったのでした。
08/07
 目覚めたらテントの端っこに転がっていた私。少し傾斜があったんだけど。今朝もすでに暖かい。今日は会社のオート組が釧路に到着する日。7時半までにお迎えに行こうと思ったけど、なんだかんだで出発したのが7時10分くらい。プー太くん、FZX気に入ったようだね、ほっほっほっ、仲間になろう!でもセローもいいなあ。ほりの深いViragoにーさんも同じフェリー。心強いなあ。
 間に合わないとは思ったけど、釧路まで最後の北海道ツーリングを楽しもうとびゅんびゅん行った。スタンディングで湿原を見渡しながら・・・。釧路市内は朝のラッシュ。結局ターミナルに着いたらライダーカップルに20分前にきっかり着きましたよーと言われがっくり。でも釧路で買い物するって言ってたな。とりあえず市場かMOOにいるはず。よーし探すぞー。でも今にも泣きそうな顔してたに違いない。
 まずMOOに行ってみたけどいなーい。まっすぐ進み市場の横へ。あ、ランクルだ。横浜ナンバーだ。小倉さんのバンダナだ!!すごーく嬉しかった。
 少しその場で待ったけど帰ってこないのでFZXをバーンと止め、市場の中に入ってうきうきしながら探した。そしてらベンチに座っていた夫婦の奥さんが「あら」と言って私も「あれっ」と思ったら、富良野のウッディライフで話した人々ではないか。今日飛行機で帰るんだそうだ。私も今日のフェリーで帰るんですが会社の人が・・・と話し、挨拶して再び探す。すぐにでっかい渡辺さんと横にいる西尾さんを見つける。
「みっけー」えみちゃんとけんごくん、オクラさん、うつきさん、藤原くんもいる。なんだかすごーく久しぶりに会う気がする。みんなでいくら丼作ってもらって朝食とする。ライダーらしき女の子が寄ってきて、「これ、貰ったんですけど私刺身食べられないのでよかったら・・・」と小さなお刺身のつつみをくれた。なんか嬉しい日だなあ。私はパンを食べてきたので一切れ380円のメロンを食べた。いくら丼とお刺身はフェリーの中で用いることにした。小倉さんがFZXをたくさん撮ってくれた。写真の心得があるので雨の中、ジャケットをかぶって撮る姿もかっこいー。
 ランクル二台とカリブ、CRMを見送り、市場でケーコさんちへ蟹とうちにメロンを送り、MOOに向かう。一時きつかった雨もすぐやみそうだ。MOOでぶらぶらし、私んちに送るコープランドも1ケース頼んで、その酒屋さんで試飲したハスカップワインちとせをフェリー用に買おうとしたら冷えたのがなかったので冷やしてもらうことにした。
 すでに外はピーカンだ。下のテーブルでいくら丼を食べてしまおう。あー、まぶしい。気持ちいー。トレーナーも全く必要ないな!中のお店で一目惚れしたパーカーを買ってしまった。隣のテーブルに自転車少年がいる。イカ釣り漁船の前で一枚頼んだ。稚内も行って下っているところだって。今日は帯広まで行くそうだ。こんな暑い日はつらいだろうなー。気をつけて。
 その後、やはりワインにはカマンベールチーズとお買い物し、再度酒屋さんに行ってワインを受け取る。オープナーと試飲用のコップを貰った。おばさん、ありがとー!あー冷たそう。今飲みたいなあ。
 下でCBRの美しいおねーさんと挨拶する。同じフェリーだ。あ、そーそー、MOOにバイク止めた時、おじさんが「すごいねーV-maxですか?」なーんて言ってきた。「似てるけど違うんです」と言っておいた。V-maxじゃないけど、かっこいーでしょ?
 とても幸せな気持ちで釧路の街を走り抜け、ターミナルへ。VIRAGOにいちゃんはもう来ていた。CBRねーさんも一人だったので「ワイン一緒に飲みましょう」と言った。ターミナルで手続きした後、缶コーヒーを私にくれた。嬉しかったです。
 なんか見た人がいるなあ、と思って「どこで会ったんでしたっけ」「森林公・・・」あーあー、半ズボンのにーちゃんかあ。バイク乗る滑降してたから分からんかったわあ。「ワイン後で飲みましょう」みんなに言ってるなあー。
 ななめ後ろに900Rが。つい「900ccでのせます?」と聞いてしまった。去年750ccで乗せちゃったからなー。ま、V-max750にするよりは少しはかるいかなー。隣はハーレーおじさん、あ、昨日もオンネトーでも見かけたつるつるおじさんもいるし、サロマで最後まで残っていたZZR1100もいる。なんだー、みんな仲間かあ。みんな帰っちゃうのかー。
 3時出航なのに1時半にもうバイクを乗せ始めた。荷物を置いて着替えてデッキに出たらもうViragoにーさんはサマーベッドを確保してた。CBRねーさんは取れなくてファーストクラス。これは広いや。なごやちさんの3倍くらいあるな。
 さっそくビールを飲み始め、頂いたお刺身を出したら
Viragoにーさんはカニを持ってきた。これはびっくり。まけたー。
 行きのフェリーでもViragoにーさんと一緒だったFZRくんと4人で飲み始め、ワインも開け、一杯半ズボンにーちゃんに持って行ったらしばらくして「ワインたりてます?」と白ワインを持ってきた。ちなみに私のはロゼ。CBRねーさんは別海チーズを持ってきて、半ズボンにーちゃんは3日前のフランスパンを持ってて、正しいワインの飲み方になってしまった。
 あっという間に二本空いて、小さい瓶も二本空いた。とても幸せ。昼まっからのビールもいいけど、ワインもいいなー。空は青いし、海は広い。お日様もまぶしい。みんなサングラスしてて車座になってカニもいて酒盛りして少し近寄りがたそうだったみたい。
 お風呂に入った後、再び屋内で飲んだ。半ズボンにーちゃんは驚いたことに戸塚の日立で、寮は東戸塚、おまけに12月にうちの道挟んだお向かいの新築のビルに移ってくるんだって。うれしいなー!栃木なまりが素朴な、自転車少年のような顔をしたにーちゃんです。
 FZRは磯子で高校は鎌倉。コレも近い。磯子の話になって横プリのビアガーデンの話になった時、「みんなで今度は正装して集まろう」ということになり、8月29日6時半〜と日時も決まってしまった。さっそくFZRが電話で予約。フェリー上で予約なんておしゃれすぎる。行きのフェリーがああだっただけにサブリナはすばらしい。
 らいらっくの話をした時、「我々もTeamサブリナを作ってTシャツにWe like Wineと入れる」とか「Teamブルーゼファーだと族みたい」なんて言って盛り上がった。夜はベッドに入ったらすぐに寝てしまった。
08/08
 8時半頃目が覚めた。本当に今日が最後の日だ。やっぱり久々に布団の上、しかも真っ暗なのでよく寝た。朝風呂にいこーっと。
 あら、みんな考えることは同じようだ。混んでる。湯船に浸かると隣の浴槽にいる小学生の女の子の集団が水を出しててすごーくぬるい。こっちを熱くした。
 家族4人で土浦からプレーリーできてたという荻野目ちゃんに似てるおばさんと話が弾み、どこいった、ここがよかったとえんえん2時間お風呂にいることになった。そのうち小さな女の子が「おかーさん、いつまで入ってんのー、おとーさんが見てこいってー」と呼びに来た。可愛い子だった。このおかーさんにその後フェリーの中で会ったけどメガネを外してる顔の方がずっと若々しく見えた。
 ま、それはいいとして、風呂上がりデッキへ上がったらすでに半ズボンにーさんはビールを飲んでいる。んー、やっぱり飲も。