スリックカート ドライビングテクニック

機関誌 Vol.09 37〜38ページ

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みなさん、こんにちは。お元気ですか。先日、らいらっく忘年会でびわ湖タワーに行ったのですが、そのとき遊んだスリックカートが非常におもしろかったので、今回はそのことについてちょっと講義をしてみたいと思います。
第一章 どんなもの?
スリックカートというのは、まあいってみれば、昔よく遊園地であったゴーカートみたいなものなんですが、路面に粉がまかれていて非常にすべりやすくなっている、というのが大きな違いでしょう。7、8年前に一時すごく流行ったことがありましたが、その後すたれて少なくなり、今はどこにあるかよく知りません。とりあえず、琵琶湖タワーにあることは確かですので一度いってみてください。今回はその琵琶湖タワーにある、ドラゴンカートをとりあげてみます。
第二章 とりあえず、乗ってみよう
まず、好きな車を選んで乗ってください。そのとき、スターティンググリッドを考慮することを忘れないように。だいたいみんな同じ速さですが、たまにすっごく速いのもあります。(黄色の1番とか)しばらく他人が乗っているのを見てチェックを入れておくのもいいかもしれません。前の信号が青になったらスタートです。走行時間は3分間で、チェッカーフラッグが振られると、あと一周回って終了です。
第三章 うまく走るコツは?
コースの注意書きのところに右図のような絵でうまく走るためのライン取り、とかなんとか書いています。ほんまかいな、と思って実際に走ってみると、やっぱりそんなライン取りに自然となっていきます。クリッピングポイントは早く通過したほうがいいでしょう。(1)でクリッピングを通過します。(2)でブレーキングをしながらハンドルします。このときブレーキングが足りないまま急ハンドルを切るとすぐにスピンしますので注意して下さい。そして(3)で逆ハンを切りながらアクセルを全開にしていきます。これがベストなんですが、当然のことながら他人の車もあるのでうまくはいかないでしょう。まあ、それがおもしろいんで、(2)で他人の車にぶつけて向きを変えるのがもっともいいでしょう。
第四章 もっと楽しむには?
らいらっくのメンバーである以上遊ぶ時は徹底的に遊び、勝敗を気にしましょう。スリックカートを楽しむには、5、6人以上のグループがいいでしょう。少人数では赤の他人がかかわってくるのでおもしろくないです。いくら遊びでも他人の車にぶつけるのはちょっと気まずいので、できたらその一回の3分間に走るすべてをらいらっくで貸し切れればベストですね。それから8mmビデオを持ち込んで、二人用の車から走っているところを撮ってもらうのも楽しいかもしれません。
第五章 注意・その他
◇ あんまり他人の車にぶつけすぎるとバイトの兄ちゃんににらまれます。
  でも3分間の辛抱なので思いっきりやりましょう。
◇ 滑りやすいのでハンドル操作を誤るとくるくる回りひおぴーみたいになります。
◇ 真正面から壁に激突した場合はオフィシャルの力を借りないと動けないので注意。
  なかなか動けなくても怒らないように。(王将男)
◇ 一人用、二人用がありますが、二人で乗った方がタイヤが良くグリップするのでコーナーリングは
  安定して走りやすいです。
◇ 納得いかない場合はもう一度乗ってください。(服部先生)
◇ 目を三角にしてやらないように。
◇ 
くれぐれもレッドフラッグを振られることの
 ないように。(全員)
おまけ:琵琶湖タワーの地図