やっぴーがみなさんに送る感動のドキュメント
〜ユーザー車検は10分で出来る〜

機関誌 Vol.07 88ページ

<やっぴー>


 みなさん車検は面倒で、金のかかるものだと思っている人が多いと思います。先日愛車FZ750Sの1回目の車検を自分で通したのでいかにラクに出来るかをレポートしたいと思います。

用意するもの

 ○ 軽自動車税を滞納していあにことの証明書(役場でタダでくれます)
 ○ 車検の書類(陸運局で売っています。35円)


1.予約

別に陸運局に行かなくてもいいです。電話で予約できます。あんまり混んでないので4、5日後には予約が取れます。車検の当日あせらない為に、一度陸運局に行って車検の様子・やり方を見ておくのもいいでしょう。

2.当日の準備

バイクは洗うにこんたことはありませんが、別に汚いままでもいいです。京都では午前10:30から、午後は1:30からですので遅れないように。売店で収入印紙を買って車検代、重量税を払って下さい。その後、車両課に書類を出しに行って下さい。そこでOKだったら車検場に書類とバイクを持って行って下さい。

3.車検

車検はだいたい毎日バイク屋さんが5、6台通していますのでバイク屋のおっちゃんに「初めてなんでよろしくお願いします」と言えばいろいろ親切に教えてくれます。検査内容はスピードメーターの精度、フロントブレーキの効き、ウインカー、ホーン、ブレーキランプの後、光軸があります。光軸の調整はライトの最も明るいところの高さを計っておいて(バイクにまたがった状態で)3m離れたところでその高さより3m低いところに明るいところがあればOKです。暗い、と言われたらアクセルをあけたらOKです。(僕はそうだった)その後、書く5、6カ所のチェックがあって、「まあ、ええやろ」と合格のはんこを押してくれます。そのあと書類を持って車両課に行けばナンバープレートに張るシールをもらえますで、家に帰って下さい。

4.その他

以上で終わりです。時間にして自分のバイクの車検時間は7、8分です。


備考

 ○オイルクーラーはOKです。
 ○車検切れのバイクは見つからないように車検場まで乗っていけばOK。
 ○タイヤは減っていても可。
 ○タンデムのベルトは付けるだけで可。
 ○マフラーは純生、いや純正に代えた方がいいです。
 ○光軸は事前に合わせなくても検査時にドライバーで調整できます。
 ○ステアリングダンパーははずした方がいいでしょう。マフラーの音量はチェックしません。
 ○バッテリー、冷却水、オイルetc全く交換する必要はありません。

逆輸入車の場合の注意

特に注意することはありません。メーターがマイル表示でも関係ないです。マフラーの音量も関係なしです。ただ、US仕様のバイクはウインカーがつきっぱなし、つまりウインカーのスイッチを入れても明るくなるだけで消えない(点滅しない)のでウインカーのコードを1つ抜いてポジションで消える状態にすればよいでしょう。


最後にいっときますが、こんな車検を業者に頼んで8万円くらいも取られるのもバカバカしいですね。自分でやれば自賠責代+重量税+車検代+35円で43735円(多分)です。こんな制度はみんなでなくしてしまおうじゃあーりませんか。