みぞみぞの林道攻撃術 第2弾

機関誌 Vol.05 33〜34ページ

<みぞみぞ>


      −−−夏!元気いっぱいオフロード特集−−−

            〜はじめに〜


とうとうお待ちかね、オフローダーのための林道についてエミリィから語られる時がきました。バイクのメカニックについては、チンプンカンプンだった私ですが、勉強をかさね、今では知る人ぞ知る(本人しか知らないけど)林道の鬼とウワサされています。(これも本人がしている)
嬉しい事に、らいらっくにも王将男、Y水、私、それとかんちゃんもXLR250Rを購入し、オフも増えつつあります。
Vol.3で書かしていただいた第一弾は無知だった為却下したが、今回は大変充実しているので、ぜひご覧になって下さい。

          〜林道なんでもQ&A〜

Q 林道って何
イメージとして山の中の舗装されていない道。中には登山道や遊歩道、山に住む動物達の私道である獣道をも林道の一部と考えているライダーがいるけど、常識として車が通れる最低限の幅、勾配、カーブが確保された道を林道と考えてネ。
Q 林道に行く時、最低限知っておいた方が良いメンテナンスは
立ちゴケで折りやすいクラッチレバー(だ〜れのことかなぁ)、ブレーキレバーの交換とアソビの調整。林道で弛みがちなチェーンの張り、リアブレーキの遊びの調整などできればいいんじゃないかな。
Q 天気予報は雨。林道に行っても大丈夫
大丈夫に決まっている。むしろ雨のほうがライダーも少なくて、かえって走りやすい。地面はぬかるんで走りにくいが、いやでもテクを身につけるだろう。それに山の天気は移り気なので、雨でもすぐにやむのだ。
Q 林道に行く前に、絶対身につけておかなくてはならないテクニック
まず一つは、自分のバイクを起こせる事。次にUターン。Uターンはバイクから降りて構わないけど面倒くさいので、ブレーキターン、アクセルターン、スイッチターンなど覚えよう。女の子でどうしてもできないわ!という人は、サイドスタンドターンをしよう。(サイドスタンドをコンパスの針のようにして、バイクをどうにかしてUターンするやり方)
Q 砂利道の走り方を教えて下さい
そうですね、砂利道というのは、たえず不安定なんです。だからアクセルのオンやオフ、エンブレ、ブレーキングもすべてそうっとしてやらないと、こけてしまいます。また、フロントが取られやすいので荷重はリヤにする事。早め早めのシフトアップで、高めのギアで走る方がいいでしょう。
Q 急な上り坂はどうすればいいの
「こんなところ登れるかな」「途中で止まっちゃったらどうしよう」と消極的な考えなのが初心者だ。転ぶ事を恐れずトライしてみよう。基本的にはスタンディング。助走からある程度スピードをつけ、一気に駆け上がろう。その時に勢いの余りフロントが浮いてしまう事があるので、上体を前にしフロント荷重の姿勢をつくる事。それと目線は遠くへやり、アクセルは途中で閉じないでね。

             〜おわりに〜


本当は言葉だけでなく、私の写真付きでもっと分かりやすくしたかったのですが、時間の関係でできず申し訳なく思っています。らいらっくのツーリングもオンがたくさんあるので、林道へ行くのは無理なんですが、機会があれば現場コーチしたいです。それでは第3弾を楽しみにしてて下さい。